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とせんば、越境ECやめるってよ【越境EC】

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正確には

「とせんばプロジェクト運営会社の株式会社メイシージェーン、中国向け越境ECサイト『Macy jane China』やめるってよ」

長すぎます。よって「とせんば、越境ECやめるってよ」。桐島と違って周囲がザワつくこともないままひっそりと閉店です。ワーオ、なんてこったい!

 

実はこの越境ECサイト、数カ月の準備とそれなりの資金を投じてオープンさせたのですが、その時点でもはや直感的に「アカン!」というのがありまして、結果として半ば意図的に手を広げずにそのままフェイドアウトさせていった、という経緯があります。

もちろん最終的な判断基準は「手間かけた分リターンがあるか」という事なのですが、結局そのイメージができないままでしたので、寂しく「閉鎖」という悲しい結末を迎えることになりました。関係各位には大変ご迷惑をおかけいたしました。失望させてしまい本当に申し訳ございません。

 

やはり月並みな理由ではありますが、
 

・準備に入った段階では数えるほどしかなかった越境EC、もしくは天猫国際進出サイトが、この数カ月で急増した

・訪日中国人観光客が予想以上にハンドキャリーで化粧品、サプリメントを中国国内EC向けに流している

・最近落ち着きましたが、We Chat決済サービスに伴う同アプリ内のねずみ講の躍進

・既に中国で知名度の高い商品以外は、メーカーとリスクを分担して展開しなければジリ貧になってしまう。「Macy Jane China」はそこまでの拘束力を発揮できるほどの実績がまだなかった

・そもそも、ECサイトの運営そのものはそう甘いものじゃないと後から気づいた(ダサッ!でも情けないですが事実です)
 

というところでしょうか。

普通はそれでももう少し粘り強く運営し続けていくものなのでしょうが、私自身の過去の中国ビジネスの経験からしてここは致命傷を負う前に一旦退く方が賢明であると判断し、閉鎖という選択肢を取りました。

 

他にも公の記事ではお伝えできない「中国ビジネスあるある」な要因が色々ありますが、一般公開記事では掲載できませんのでゴメンなさい。ただ、今後中国向け越境ECを展開される方、特に個人レベルでどこかのセミナーに参加して某に調子のいいことを吹き込まれてやる気になっているアナタ!これだけはもう一度自問自答してみてください。
 

・中国企業が投入するかなりの規模のプロジェクトの一翼を担う形で参加している

・既に中国大陸に在住のそれなりの数の顧客がいる

・ドラッグストア店頭での販売価格に負けないだけの仕入ルート及び仕入資金がある

・自社製品(もしくは取扱製品)に中国大陸に十分通用するだけのブランド力があり、且つ違法な大陸への製品流入をある程度防ぐ手立てがある

・INVOICEの金額を操作(安くして関税課税額を下げる)というコンプライアンス違反をせずとも競争できる(捕まってる方いますよ!)

・中国語がある程度理解できる

 
正直「YES」が3つ以上ない方は、相当なアイディアと実行力がなければ成功は厳しいと言わざるを得ません。日本のECの常識は中国ECにおいては全く通用しないのです。「中国国内ECと越境ECは別カテゴリー」という考えも捨ててください。上海自由貿易区の動きも今ひとつハッキリと見えて来ません。ここで取扱いされそうな商品を主力として検討されているようであれば今後価格競争で自由貿易区には絶対勝てないという事態も起こり得ますし、とにかく中国国内の全ての通販や小売流通を包括的にとらえて対策を練る必要があるのです。

上記のような一般的な失敗要素以外にも、やはり不測の事態が次から次へと襲ってきます。あまりにもこの業界市場は変化が速すぎるというのもあり、リスクを想定していても準備している間に状況が変わってしまう、なんてこともあります。全ての準備が無駄になってしまうという。

 

とせんばプロジェクトでは残念ながら成功体験を元に皆様の越境ECビジネスを成功に導く事はできませんが、「これだけはやってはいけない!」というアドバイスに関しては相当的確にお伝えすることが可能です。

さすがにこれは別サービスになってしまうのですが、興味のある方は問合せフォームよりお問合せください。実際に越境ECを開店→閉鎖させた経験のある株式会社メイシージェーンの方で対応させていただきます。

 

越境ECも日中間ビジネスの一部です。この発展を徹底的に応援する身として、皆さまの越境ECサイトが安定した利益を生み出せるようになること、幣サイト同様に準備だけして動かすこともなく断念するような事が起らぬよう、成功体験も失敗体験も是非共有していただければこんなにうれしい事はないですね!

 

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