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爆買いの終焉情報は結局どうなった?自分で中国税関通過してみました!【インバウンドニュース】

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先日、2015年9月1日より中国の税関の検査厳格化が実行され、海外製品のハンドキャリー及び国際郵便小包等の中国への流入に大幅な規制がかかるという記事を掲載いたしましたが(未読の方はコチラからどうぞ!)、時は既に2015年9月14日、インターネット上を検索しても追加情報や結果どのような影響が生じているかなどの記事が散見できないため、とせんばプロジェクトなりに現地で情報を収集してみました。
あくまで本サイトの調査範囲によるレポートとなりますので、100%結論を保証するものではございませんことを予めご了承くださいませ。

 

先ずEMS等に関しましては、どうも大きな変化がないように思えます。実際そういった噂が流れました8月末、中には普段Amazon等で中国個人輸入向けに代理購入されている定番商品におきまして動きが鈍かったものもあったようですが、9月に入りまして以前同様に動き始めているようです。
この税関厳格化の情報に影響されたかどうかまではわかりませんが、いずれにしましても現時点で代理購入が引き続き行われていることから、関係プレーヤー各位は大きな影響ナシ、と判断されているものと思われます。

 
それではハンドキャリー手荷物の方はどうでしょうか?

私自身2015年9月6日に大連空港から中国へ入国してきました際の状況からしますと、実際にはいちいち旅行客のスーツケースを開けてチェックするという事はなく、入国時は全員X線に荷物を通しましょう、という程度の検査しかしていませんでした。これは空港によっては大連も含めて以前から実施していることで、よほど怪しいものを持ち込もうとしない限り呼び止められる事はありません。
私自身も中秋節のご挨拶用に、という事で中国のパートナーへ同一商品を10点ほど(贈答用のお菓子ですが)忍ばせておりましたが、X線通過後も特に何も言われず入国することができました。

ところが検査そのものは厳しくないとは言え、単にX線に荷物を通過させるだけでもあっという間に長蛇の列ができてしまい、私自身もそこそこ並んでようやく自分の番が来るようなシマツ。とその刹那、突然税関(海关)の方が私の後ろに並んでいる次の次の方からまとめて数十人、どおーっとノーチェックで入国させてしまいました。後方に並んでいた日本人の方も「え?いいの?」と嬉しさとバツの悪さが入り混じった表情で通過していきました。日本の常識は海外では通用せず。でもやっぱり不公平感はぬぐえないぜ、ちくしょう。
 

これはもう以前の記事で、そもそもこの情報自体に対して半信半疑、入国時手荷物検査で厳しくチェックを行うと

「過去の経験からすれば、荷物開けさせて開けさせてあまりにも列が長くなったら、突然列がそこそこの長さになるまで数十人がノーチェックでスルーされるなんていう不公平な事態も起こりかねません」

なんてカッコつけて述べてたのが災いしたのでしょうね。まさか自分自身がこの不公平にさらされるとは思いもよりませんでした(ギャフン!)。

 
まあ上海でも地下鉄に乗る時の手荷物検査なんかは、同様にただ決まりだからX線に通させてるだけの場合も多いですからね。乗客の足をとめさせておいて、肝心の検査画面を凝視すべき人間は居眠りこいてたりとか。せめてちゃんと見てくれよ、コノヤロー!

 
と話が脇に逸れましたが、他の空港から最近入国してきた方数人からも話を伺ってみると、やはりとりたてて厳格なチェックは行われていなかった模様。単なる牽制だったのか?誤情報だったのか?発表したものの体制が整わなかったのか?結局真実を探ることはできませんでしたが(中国の方に聞いても「知らない」か、「知ってるけど真偽は定かでない」と曖昧な回答ばかり)、結論からしますと、9月上旬の時点ではそれほどの検査厳格化が実行されているという情報はキャッチ出来ておりません。
本件に関しましては、新しい情報など入手できましたら再度ご報告させていただきます。

 

そうは申しましても何が起こるかはわからないのが中国のルール、皆が警戒している頃は以前と変わらぬ姿を見せておき、油断した頃に突然厳しく取り締まる、なんて事も十分考えられます。

・非課税の範囲で商品は持ち込む
・国際小包のINVOICEには虚偽の金額を記載しない
・転売不可の(一般輸入許可のない)化粧品、薬品、サプリメントなどを転売目的で輸出入しない
・入国時にはいきなり出鼻をくじかれるような不平等な出来事に遭遇する事があるのを知っておけば幾分気もおさまる
・カッコつけてるとロクなことがない(ワタシだけ?)

代理購入はやりすぎると摘発、検挙の対象となり、多額の追徴課税をされる事だってあります。爆買いだと大喜びで商品を販売するのは大いに結構ですが、こうした事実と隣り合わせの可能性がある事だけは知っておいてくださいね!

 

※本記事に関連して、2016年1月初旬より、中国人に人気の一部商品関税率が大幅にアップしました。詳しくはコチラからご覧ください!

※その後、中国税関は完全否定というメディア記事も発表されました。コチラをご覧ください

 

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