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十五夜イベント準備してますか?【インバウンド集客提案】

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早いもので明日から9月です。ますます観光旅行にはうってつけの時期となってくるわけですが、中国で9月と言えばやはり「中秋節」。日本で言うところの十五夜お月見ですね。中国語では

中秋节(zhongqiujie)

と書きます。日本の漢字とほぼ一緒ですね。ちなみに今年は9月27日の日曜日です。旧暦8月15日というわけです。

 

中秋節は中国では日本と違いなかなか慌ただしいです。
本記事のアイキャッチ画像にも使われておりますいわゆるひとつの「月餅」

中秋節に家族揃って食べると、その一家はたくさんの幸せに恵まれる

というのが中国の中秋節の習慣なわけですが、慌ただしいのはそう、家庭ではなくビジネスシーンです。

この月餅を贈り物としてお世話になっている方や会社にお届けするわけですが、これがまあ日本人、特に中国に進出している日系企業の現地の方からすれば「うーん、まいっちんぐ」なイベントなのですね。

・どう見ても箱代の方が高い月餅
・もらっても甘すぎて胃がもたれる月餅
・時に現金や商品券などの同封を余儀なくされる月餅(賄賂!)

あげる方も苦悩ですが、もらう方も純粋に月餅(=ワイロレス)を頂く場合は、お中元お歳暮と違ってビールだハンドソープだわーいわーい!とはならず、開けても開けてももれなく月餅という金太郎飴状態。ああ、本当に家庭だけで完結するイベントにしてほしいものです。

 

ちなみに私が以前おりました上海の会社はスーパーマーケットへ自社製品を納品する立場でしたので、もらった分ですら食べきれない月餅を更にスーパーから

「買わされる」

という罰ゲームを要求されておりました。
当時こういった付け届け的なご挨拶は会社方針で行っていませんでしたので買っても消費する以外選択肢はなく、頼むから月餅は食べきれないから堪忍しておくれやすと何度も掛け合い、代わりにそのスーパーの商品券を買わされるというのが毎年8月から9月にかけての恒例行事でした。

 

こんな感じで月餅ばかりが山積みになっても最後は食べきれず捨てるだけですので、実際には月餅風のスイーツや、ハーゲンダッツの「アイス月餅」みたいのもあって、中秋節当日でなくとも期限内であれば引き換えができるというように、贈り物月餅のバリエーションも豊富になってきてはおります。

 

と、そんな中秋節ですが、この大事な一家団欒の日を日本で過ごす、という中国人観光客もどんどん増えてくる時代に突入したのではないでしょうか? これをリピーター確保に生かさない手はありません。特に飲食店、ホテル宿泊施設の方はこの「中秋節」には忘れずにプラスのサービスを提供しましょう!

タダ同然でできる事だけでも色々あります。
 
・事前に天気予報を教えてあげる
・周辺のどこからだと月がキレイに見えるかをご提案
・「中秋节快乐!」とレジやフロントにちっさくてもいいんでボード出す
 
そしてスペシャルなサービスを提供できる余力があるなら、特製の月餅を提供したり、日本ではこれを食べる!と月見団子を差し上げましょう。
ホテルであれば宿泊料に若干上乗せしてでもやるべきです。

飲食店さんは予算が厳しければ何か粗利率の高いメニューを用意し、中秋節特別コースみたいにして注文させた上でサービスしましょう。但し、「これを注文するともれなくサービスです」ではいけませんよ!あくまでお店からの心づくしという体で差し上げてください。

そんなちょっとした気配りが、意外と中国人観光客の心に残ったりするものです。

 

同時に菓子店さんも中国の方が喜びそうな月餅や団子を事前に試食⇔開発を繰り返して、インバウンドに力を入れているトコへ売り込みに行きましょう。 しっかりメーカー名と中国語WEBサイトのURLも明記しておけば、帰国後We Chatで拡散してくれて、中秋節でない時期にも購入者が増える期待大です!
 

そして我々日本人もこれを機に、たまにゃ忙しさの合間にゆっくり月でも眺めてみましょうかね~。

 

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