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爆買いに大打撃!中国税関検査厳格化はホント?【インバウンドニュース】

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日刊サイゾーと中国We Chat内ニュースでしか出所が確認できていないので何とも言えませんが、一説によれば中国税関当局の発表によると、2015年9月1日より海外から旅行客によって持ち込まれる手荷物や、EMS等の開封検査を厳格化するという発表があったとの事。

これまでいい加減だった税関申告書の内容物の申告金額に関しても罰則が厳しくなり、5%以上の誤りや虚偽があった場合高額な罰金、更に10%以上で密輸品として没収される可能性もあるという(罰金+没収なのかな?今ひとつわからん)。

 

中国人旅行客もしくは留学生が日本に来て「中国国内ECの購入代行として爆買いをしている」という事実を日本のサービス業の方、中小メーカーの方は本当に理解しているのかな?という事を、とせんばプロジェクトではやんわりと問題提起してきたので検査厳格化そのものは特に異論ありません。

とせんばプロジェクト協力企業様からの情報によれば、特にEMSの開封率は今年の4月から既に上がっているらしいです。
元々せいぜい5から多くて10%だったのが、30~40%に上げていると。
同時に6月には一部輸入品の関税率を引き下げており(中国のぜいたく税と呼ばれる「消費税率」は変わっていないので、恩恵を受けた商品類はさほど多くはありませんが)、これは日本製品の中でも化粧品、酒といった個人輸入関税率の高いもの(50%!)が実際にはよく売れていること(特に酒は旅行客のハンドキャリー持ち込み多数。航空便だと割れたり、重いので運賃負担が大きい)、であれば関税をしっかり中国で徴収しよう、という流れであるとも見ることはできます。
(余談ですが、中国EMSで送られた荷物が検査にあうと普通購入者は関税を払ってまで引き取りたくないため、受取放棄した日本からの荷物が山のように税関倉庫に積まれているようです。何でも25000㎡の倉庫にもう入りきらないとか)

 

とまあそれはそれとして、問題は

 

果たして検査が厳格化されたら爆買いに影響があるのかどうか?

 
という事です。
 

ここからは当サイトによる「勝手に未来予想」。無責任の極み。

という的中率の低い予想ではありますが、一部の商品に対しては影響が計り知れない、と考えています。
恐らく最も売り上げが落ちるのが化粧品、続いてサプリメント。

 
・そもそも化粧品は個人輸入以外はほとんど輸入NG
・サプリメントも同様
・そのため航空便送りやハンドキャリーが有効
・重量も大きさもまとめて仕入れるにはお手頃
・更に中国国内ネット通販でも売れ筋
・それでも、サプリメントは個人輸入関税が10%と、若干値上がりしても購入される可能性がある
・しかしながら化粧品は?50%も値上がりして買い続けるのか?

 
という理由から、化粧品はかなり厳しいんじゃないかなと。
洗浄器付き便座なんかはそれほど影響ないんじゃないでしょうか?
本当に親戚なんかにお土産として買っている場合が多いと思いますので。

これは流通が正常化するという意味では歓迎すべき点もあります。特に中国向け越境ECを運営されている方には追い風ですね。

 

しかしながら純粋に「観光旅行」として見た場合にはどうでしょう?
ここでもうひとつの問題

 

果たして本当に厳格化されるのか?されるとしたらどの程度?

 

中国という国は一度規制を始めると十把一絡げにして徹底チェックをするケースが往々にしてあります。
楽しい日本旅行でのウレシイお土産と、転売目的の商品を同様にチェックするようなことになりますと、爆買いどころか訪日旅行そのものに影響出やしないでしょうか?特に転売なんかには関係のない富裕層個人旅行の方からは不満も大きいでしょう。

また、手荷物検査厳格化によりなかなか空港から出ることができず、2022年北京冬季五輪を前にして中国に出張や旅行に行く外国人に対してもマイナス。
過去の経験からすれば、荷物開けさせて開けさせてあまりにも列が長くなったら、突然列がそこそこの長さになるまで数十人がノーチェックでスルーされるなんていう不公平な事態も起こりかねません。

 
だからやらない、かと言えばそうではなく、やる時は抑止効果を最大にするために一時的に徹底的にやるでしょう。
そして効果が落ちてきた辺りで、少しずつゆるくなってくるんじゃないでしょうか。

それが9月1日なのかどうか?というのは、情報発信源があまりにも少ないので当サイトは半信半疑です。
引き続き現地の方々に情報収集していただきますので、必要に応じ続報お届けしますね!

 

まあ厳格化されようとされまいと、せっかく日本へ旅行に来たなら買い物のプレッシャーに追われず、日本を感じて、日本人とふれ合っていただきたいものですね!

 

※本記事に関連して、2016年1月初旬より、中国人に人気の一部商品関税率が大幅にアップしました。詳しくはコチラからご覧ください!

※本記事の続報が2015年9月14日に更新されております。是非コチラからご覧ください!

※本記事の更なる続報が2015年10月5日に更新されております。是非コチラからご覧ください!

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