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白湯の準備は万端ですか?【インバウンドに役立つ中国語】

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今回は中国人観光客に「神対応」(最近では神様も随分身近な存在になりましたね)するために非常に有効な、「インバウンドに役立つ中国語」をご紹介します。
で、いきなりなんですが「白湯」、読めますか?

 

はい、そうです。正解は「さゆ」です。
白湯(さゆ、しらゆ)は、水を沸かしただけで何も入れていない湯のこと(ウィキペディアより)なわけですが、最近は日本の特に若い世代の方々はあまり飲む機会もないような。風邪薬飲むときにぬるくして水の代わりに飲むぐらいですかね?まあ日本ではあったかい飲み物というとお茶が出てくる確率高いですからね、家庭でも飲食店でも。

 

ところが中国ではまだまだ白湯を飲む人多いです。現地の日本料理屋風実質居酒屋でも、お酒を飲みたくない人は「お湯がいい」と、お茶もあるのに敢えてお湯を選ぶ人もいます。たぶん中華の店だとお茶は有料でお湯は無料の場合が多いため、身に付いた節約習慣が白湯を選ばせるのでしょう。

他にも風邪引いて病院に行くと、とにかくお医者さんに白湯飲めって言われますね。熱い湯が体内のウイルスを一緒に排泄してくれるから飲めば飲むほど良いという理論だそうです。これは東洋医学的にどこまで根拠があるのかわかりませんが、中国ではたぶん誰に訊いても「風邪には白湯がイチバン!」という回答が返ってくると思います。
ちなみに「熱い日本茶じゃダメなのか?」「日本ではむしろ日本茶風邪に効くって言われてまっせ」と食い下がっても、やっぱり白湯を薦められます。その理由は私のかかっていた上海のある医院のおばあちゃん医師曰く、「白湯はお茶と違って余計なもの入ってないからいいんだ」と。むしろ栽培仮定の見えないお茶より、真っ白な熱湯が貴方の体を浄化してくれる、という意味でしょうか?

家庭に目を向けても、中国は水道水直接飲めない(衛生面と硬水であるというふたつの理由と言われています)から必ず熱してから使うので、とにかく頻繁に白湯に接している内に、「白湯は百薬の長」と万能ポジションを確立したものと想像します。

そんな最強アイテム「白湯」。特に初めての日本旅行というような場合には、身体の調子を若干崩す方も少なくないでしょう。あなたの飲食店に中国人観光客がやって来た時には当然ながら「白湯」を要求される場面が出てきます。

 

そこで役に立つのが中国語の知識。白湯は中国語で

开水(kaishui)  もしくは  白开水(baikaishui)

なんて言います。なるほど、白湯同様に白の文字が入ったりするんですね。ただ面倒なのか、一般的には二文字で済む「开水」を使う傾向にあります。
これら中国人の白湯文化と、白湯は中国語で何というかを知っているか知らないかは大きな違いです。

 

「服务员,麻烦你请给我一杯『开水(kai shui)』好吗?(すいません、白湯を一杯いただけますか?」
「えっ!?…えーと、ソーリー?」
「『开水(kai shui)』哪个…Hot Water(ええと…じゃあホットウォーターを)」
「Hot Water…熱湯?えー、ソーリーソーリー。…おかみさん!」
「なんだい、この忙しい時に」
「中国のお客さんが熱湯欲しいって言うんですよ。一体何に使うんすかね?」
「熱湯って、熱湯風呂の熱湯かい?」
「あー、たぶんそれっすね。中国でも日本の熱湯リアクション芸とか流行ってるんすよゼッタイ」
「いくら文化の差があるっつったって、食事中にいきなり熱湯風呂に入るのは感心しないね?お前申し訳ないけどお断りしてきな」
「そうすか?せっかく日本に旅行に来てくれたのになぁ…。ソーリーソーリー、ウィアーNO熱湯風呂、OK?」
「什么?没听明白,我说的是『开水(kai shui)』(え?何て言ってるかわからないけど、私は白湯が欲しいのよ)」
「カイシュイ…海水?…おかみさんわかりましたよ!中国のお客さんが欲しいの海水っす!」
「本当かね?中国の食文化はわかんないもんだね。海水なんてないから、お湯に塩溶かして持ってきな」
「オオゥ!ニホンノオユショッパイデース!」

 

こんなとんちんかんなやりとりをしないためにも、

・相手の国の文化をできるだけ理解する
・相手の国の言語を自らの業務の範囲内程度には理解する

という事を心掛けつつ、観光大国ニッポンを共に目指しましょう!

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