日中間の海をまたいだ活動をしながら交流とビジネスを創出するためのWEBサイト
メルマガ登録はこちら
様々な中国情報を発信中!

中国EC市場を想像しながら越境ECを考えてみよう②

shutterstock_110622905

 

「第2回 サイトデザインでは覆せない戦いがそこにある」

 

前回までのあらすじ

「中国向け越境ECにチャレンジすべし!」というとあるコンサルタントのセミナー講義に踊らされ、実際に費用をかけて取り組んだ横山翔太(32歳)は、人生には「まさか」という坂があることを身を以て思い知らされ…。

登場人物がショータだったとは私も今まで知りませんでしたが、PCで記事を更新しているとついつい小ネタ入れてしまうのは落とし穴、今はスマホ表示に気を配らないければなりません。あらすじなんてはしょって、文章は簡潔且つ濃厚に、ですね。

 

というわけで早速前回の続きですが、自社サイトへのアクセス数はそこそこあってもナゼ売れないのでしょうか?
翔太(誰?)は思い当たる節があり、早速セミナーで名刺をもらったそのコンサルタントに相談をしてみました。彼の答えも翔太の答えと一致していました。

「ああ、それはやはりサイトのデザインに問題があるね」
「中国人はトップページの一番重要なスペースにストーリーとかイメージバナーを求めてないから」
「そのスペースは誰がどのくらい買ってるとか、どこでどのくらい売れているとか、そういう購買意欲を高めるために使うべきだし」
「イカしたキャッチコピーにお洒落なイメージ画像とか、ちゃんちゃらおかしいね」
「だったら商品の画像自体をもっと魅力的に見せるべきだし」
「何ならサイトデザインしてあげようか?今なら30万円でリニューアルしてあげるよ

 

やはり日本人の感覚でデザインや構成を決めてはいけなかったのか!30万円?…痛い出費だが、ここは攻めるしかない。なぜならその先に、14億人とも言われる消費者が俺を待ってくれているのだから!

そうして30万円を支払い、ようやく中国のT-MALLなんかでも見かけるような「中国人の使いやすそうな」デザインに仕上がりました。実際に使いやすいかどうかは俺は中国人じゃないからわからない、でもきっとコンサルがやってくれたんだから間違いない!

 

…でも売れません。

 

「ああ、それはPC表示のページしかないからだよ」
「中国人は家でPC使わないよ、みんなスマホだよ」
「何ならスマホ表示もしてあげようか?スマホサイトはちょっと複雑だけど、今なら50万円でリニューアルしてあげるよ」

スマホ!そうだったのか…。中国人そんなにみんながスマホ持ってるなんて思わなかったが、14億人をあまり待たせても申し訳ないし…。

 

…でも売れません。

 

なるほど、翔太の答えも一面的には正解だったのですが、最も直接的に影響の大きい要素としてははい、みなさんもうお分かりですね。正解は

「翔太のサイトの価格は圧倒的に高いから」

です。

え?自分は正規の価格に関税と運賃を上乗せしただけで、特に中国向けに高い価格設定したわけじゃないすよ?
しかもちょい高とかじゃなくて「圧倒的に」って、一体何が起きてんすか?
コンサル先生教えてくださいよ、自分あんたの言う事信じてここまでついてきたんじゃないすか!
ショータ何が正しいのか、自分が何者からすらわかんなくなっちまいましたよ。
もうやだ、田舎帰る!

 

果たして田舎に帰ってしまった翔太を再び都会に呼び戻す術はあるのでしょうか?次回はこの圧倒的価格差を検証するとともに、翔太が再び東京行き片道切符を手に列車に乗る姿を目にすることができるのかどうかに是非ご注目ください!

Add a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です