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中国EC市場を想像しながら越境ECを考えてみよう①

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 「第1回 中国向け越境ECの落とし穴」

 

今回は長くなりそうなので何回かに分けて、中国のEC市場から派生して越境ECというものを考えてみたいと思います。

 

一般的に中国のネット通販と言えば「タオバオ」「T-MALL(天猫)」という2大モールを連想されるのではないかと思います。

他にも大手では京東 http://www.jd.com/ なんてのも有名ですね。ここにも日本館ってのがあって、紙オムツとかよく売れてます。

2015年7月21日現在、Lサイズ27枚入りのメリーズが59元です。現在円安のレートで換算しても約1200円。

中国まで運ぶ運賃とか、間に入る業者の利益とか、そういうの考えるとよほどこのルートに特化してない限り参入しても赤字ですね。

 

更に人気商品(実際に人気かどうかは不明。タオバオでも評価を金で買えるという噂は絶えません)として、桃が売られています。

おやおや?日本から農産物の中国への輸出は個人で行ったとしてもほぼNGだったのでは?

と思ってよく読めば「四川省産の日本品種 松山」って、すいません、不勉強で松山という品種の桃知らないです。

しかも中国の投げまくる路線便を使って桃が傷まないわけないんだけどなあ?

 

などと1人妄想しているといつまでも本題に入れませんが、こうして日本の製品が中国の方々に愛されるというのはなんだかんだ言ってうれしいものです。少なくとも私は嬉しいですよ、ええ。

 

ところで、日本からBtoB向けに中国へ製品を輸出した場合、当然ながら製品によって関税がかかります。いえ、関税どころか輸入がほとんどできない製品も多いです。代表的なカテゴリーとしまして、薬品、化粧品、サプリメントがあります。これらに共通しているのは人体に直接的に影響を及ぼすことで、成分の検証が大変手間であるということです。というか中国を目指す全世界の製品に検証を行っていたら定年までの十数年をかけても終わらないでしょう。大げさでなく。

他にも、輸入自体はOKですが、賞味期限が半年ぐらいまでの食品は実質的に難しいですね。中国でも高級スーパーでは「3分の1ルール」に近いルールを設けている店舗も多く、通関に何か月もかかった場合(実際そんなにかかることがあるのかって?ええあります、ありますとも!)、店頭では一切納品自体ができなくなってしまいコンテナ丸ごと無駄にしてしまうことになります。

 

そして中国向けの越境ECを推進するコンサルタントは言うわけです。

「これらのカテゴリーは個人輸入なら全て通関OKだから、越境ECは一般輸入に比べて圧倒的に有利ですよ!」

「まあ化粧品で個人輸入関税50%かかるけど、買えないものが買えるんだから!」

 

よしじゃあいっちょやってみるか!と中国で売れそうな化粧品を越境ECで販売してみます。

価格設定は日本の小売価格が税抜き8000円+関税50%、そこに国際運賃で…富裕層ならいけるはず!

時にはまた別の中国プロモーション会社に費用を払って集客のために広告を出したりもします。

キレイにページを作って、中国語翻訳にもお金をかけて、魅力的な製品であることをアピールします。

努力の甲斐あってサイトへのアクセス数も順調に伸びています。

ああ、自分のやっていたことは間違いじゃなかった!と今夜だけは第3のお酒ではなくビールで祝杯をあげたりもします。

 

 

ところが、誰も購入しません。

 

 

一体何がマズいのか?と多方面から情報をかき集めてみるとそこには意外な事実がっ・・・!

 

 

(第2回に続きます。一体何がマズかったのか、是非皆様も考えてみてください!)

 

 

 

 

 

 

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