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男はツラいよ 中国式バレンタインデー(情人節)【中国お役立ち情報】

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最近では義理チョコ、本命チョコ以外にもいろんなチョコの概念が登場して、ますますお菓子メーカーの策略に載せられている日本です。対照的に中国ではご存知の通り(?)、あくまで男性が本命の女性にガツンとバラの花束+αをプレゼントしなければいけない日。今後この概念が、日本と同様ソフトな方向に変化するのか?勝手に考察してみたいと思います。

 

【バレンタインデーは中国語でどう言うの?】

まず、中国語はようわからん、という皆様のために。

バレンタインデー:情人节
ホワイトデー:白色情人节

と言います。
情人とは、まあ恋人のことを指す中国語ですが、若い世代は「男朋友」「女朋友」と言うんですかね。彼氏、彼女の意味です。

 

【中国と日本、どこが違うのバレンタインデー?】

私のように、バレンタインデー引退から相当な年月が経つと(引退?)、日本のバレンタインデーの現在の状況がわからなくなったりします。
ここで簡単に日本式バレンタインデーの歴史を振り返ってみましょう。

 

●日本のバレンタインデーの変遷●

・1970年代以前
 いろんなお菓子メーカーが「愛する人にチョコレートを贈りましょう!」とキャンペーンを仕掛ける
・1970年代後半
 小学校高学年から高校生までの間で、「本命チョコ」ブームが始まる
・1980年代前半
 ホワイトデー、義理チョコが定着
・1990年代後半
 義理チョコ衰退
・2000年代前半
 「友チョコ」(基本は女性から女性に贈るチョコ)の動きが徐々に広まる
・2016年2月14日(本日)
 友チョコのシェアがバレンタインデーを支える存在にまで成長
(※参照元:ウィキペディア)

なるほど、義理チョコはともかく、本命チョコ文化はもっと学校も寛容に認めるべきですね。
ネットやSNSで「付き合ってください」の時代に、敢えてレトロに本命チョコドカン!
そういうのが青春なんですが、時代に合わないのかな~。

 

●他方、中国バレンタインデーの変遷●

一方、中国のバレンタインデーの起源については、いろいろ検索してみるのですが、どうも曖昧で。恐らくは2000年代に入ってから、少しずつ広まってきたものだと推定します。歴史は深くないかと。

とにかく日本との大きな差は、

・男性が女性(基本は恋人)に、バラの花束をプレゼント!
・もちろん追加のプレゼントも大歓迎(チョコ、装飾品など)
・現金だったらサイコー!(実際にあります)

もう、とにかく男性は女性に一方的に貢ぐしかありません。
中国女性には、「金はないけど真心で」というような理論は到底通用せず、クリスマスでも誕生日でも、

「贈呈したプレゼントの価値=あなたの私への愛」

という判断をされるのが一般的です。なんてこったい!

 

【中国ホワイトデー、お返しに女性は男性に何を…?】

えーと、何もあげません。笑

 

●ホワイトデーだけ内容も模倣!?●

中国女性はそうそう男性にプレゼントなんてあげません。
それどころか、ホワイトデーももちろん男性が女性にプレゼントします。

では一体何をあげるのか?
これがおかしなことに、バレンタインデーと特に変わりがありません。花束、チョコ、装飾品、現金…。

一説によれば、このホワイトデーは日本に倣って「白色」バレンタインデーの習慣ができたという噂も。

「日本は2月は女性から男性、3月は男性から女性。中国は2月は男性から女性だから、3月は女性から男性だ!」

と倣うのかと思いきや、ホワイトデーの方は内容まで日本と同じ、男性が女性にプレゼントするという。

 

●更にお年玉も彼女にあげる?●

日本人からすれば「えっ!?」と思うかもしれませんが、彼氏に「お年玉(紅宝)」を要求する女性も少なくありません。春節は1月下旬から2月上旬の場合が多く、つまりバレンタインデーでただでさえ痛い出費なのが、更にお年玉まであげなくてはならないわけです。

8という数字が大好きな中国人、彼氏に要求するのは「8888元(16万円ぐらい)」。
それが無理なら「888元(1万6千円ぐらい。こちらが一般的)」。

これ面白いのが、それでは縁起がいいから888元がいいか、金額が少しでも多くなってキリよく1000元がいいかと選ばせたら、当然のように1000元を選ばれます。

結局何かにこじつけて現金…失礼、プレゼントを献上させたいだけなんですね、中国人女性(もちろんそうじゃない方もいますよ!)。

 

●【悲報】春節が1月、彼女の誕生日が4月!●

男性にとっては地獄です。

12月 クリスマス
1月  春節
2月  バレンタインデー
3月  ホワイトデー
4月  バースデー

もう、この期間だけで20万円ぐらいの出費になるんじゃないでしょうか?

 

【何故だ?何故反撃しない、中国男性よ!?】

中国は「戸籍上」は男性が女性より多く、結婚難になる人も多いです。

更に、外国籍の男性と国際結婚する女性も多くおり、女性の「結婚」に対する要求は年々高くなる一方。
男性側から見れば、彼女ができたらしっかりとつかまえておかなければ結婚が覚束ない。
男性の両親からすれば、結婚できそうならプレゼント代ぐらい払ってやるから、バレンタインデーもしっかりやっとけ。
そういうツライ立場があるのかもしれませんね。

最近、某メディアで
『中国で結婚できない男性が急増、「男余り」と「女性の高望み」』(動画アリ)
なんてニュースもありましたので、ご参考にしていただければ、と。
(※動画はエラー表示で閲覧できないことがあります。予めご了承くださいませ)

 

というわけで、この女性優位の状況が続く限り、中国のバレンタインデー、ホワイトデーにおける男性の受難は続くのではないかと勝手に予想。

とは言えこういう状況で中国男性もヒィヒィですから、日本企業も「金額じゃない 心のこもったロマンチックバレンタインを彼女に」という感じで、日本式バレンタインの習慣を一切捨てて中国でキャンペーンを張ったら、意外と男性に喜ばれるかもしれませんね。
正に救世主になれます。

まあ、中国の女性は不満かもしれませんが。笑

 

 

【著者プロフィール】

【本炭康典(もとずみ やすのり)】

株式会社メイシージェーン代表取締役
出身地:千葉県 血液型:O型
通称:なっとう、笨蛋、など

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【主な経歴と活動】

明治大学を卒業後、フリーのライターをやったり浅草で人力車を引いたりしながら、いつの間にか中国関連のビジネスに従事する。

2009年に当時勤務していた会社の社内プロジェクトとして、上海に「納豆」の製造販売会社を総経理として立ち上げ、2014年春の帰国までに中国全土に幅広く流通させた経歴を持つ。現在同ブランドは高級スーパーを中心に約200店舗の納品を継続している。

2014年12月に株式会社メイシージェーン設立。越境ECサイトを立ち上げた瞬間に閉鎖するというお茶目な失敗を経験するも、2015年7月より活動を開始した「とせんばプロジェクト」において日中相互理解をベースとした日中間ビジネスを提唱し、現在は中国人市場への日本製品販売支援を中心に、日中間ビジネスを中長期で考える企業様、取り組みたいがどの入り口から入ったらよいか決めかねている企業様、日本展開において助力が必要な中国企業様、といった課題をお持ちの方々の解決及びサポートを行っている。

販売支援と同時に、無駄なコスト削減提案を得意としている。
「対中ビジネスコストカッター」の称号を得ることを最近の目標にしているらしい。

 

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